フィギュアスケートの羽生結弦 選手が、練習中に他の選手と激突したことが、話題になっています(※こちら)。
受傷後、無理をして出場したことが賛否をよんでいます。
これは、同日または短期間(1か月以内)に、脳震とうを2回やってしまうと、セカンドインパクトシンドロームを起こし、通常以上に脳を損傷する可能性があるからです。
この場合、人命を落としたり、生涯に渡る障害が残る可能性があります。
今回の場合は、コーチも体調を優先して無理をしないように説得したようですが、
恐らく、失神をするほどじゃなかったこと、意思の疎通ができたこと、から軽度と判断し、やむを得ず羽生選手の強い希望を尊重したように思えます。
(結果的には疑問を呈すものがありますが…)
ここで重要なのは、「脳震とう」に根性論を絶対に持ち出してはいけないとうことです。
あくまでも冷静に、医学的・科学的に判断すべきです。
以下に、以前(2010年)に脳震盪について書いた 過去ブログをご紹介します。
こちらに脳震盪の判断基準も書いてありますので、参考にして頂けると嬉しいです。
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1)脳しんとう、セカンドインパクト シンドローム(症候群)⇒こちら
2)脳しんとうの 応急処置、脳震盪、スポーツ⇒こちら
3)脳しんとうの 競技復帰の目安 、スポーツ、脳震盪⇒こちら
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以下のブログは、「脳震盪の対処法」をチャート風にしてあります。
4)アメフトにみる 脳しんとう の対処法、脳震盪、スポーツ⇒こちら
5)アメフトにみる 脳しんとう の対処法②、脳震盪、スポーツ⇒こちら
6)アメフトにみる 脳しんとう の対処法③、脳震盪、スポーツ⇒こちら
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7)バンクーバー五輪、脳しんとう、セカンドインパクト シンドローム(症候群)⇒こちら
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サッカーでは、香川真司選手が’14年8月と10月に相手選手と接触し脳震盪(※参考)、
プロ野球でも、
DeNAの筒香嘉智選手(22)が、’14年8/13中日戦で、守備で捕球しようとした際に中梶谷選手と交錯し、「脳振盪と頚椎振盪」を受傷(※参照)、
’14年3月には、阪神の西岡剛選手と福留孝介選手が激突しています(※参照)。
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競技中の接触、脳震とう は、珍しいことではなく、時に重篤なことにつながるので、誰もが気をつけなければいけませんね。 2014/11/10
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