RICE 処置 ( ライス しょち )
ケガ ( 骨折 ・ 脱臼 ・ 打撲 ・ 捻挫 等)をしたときに、皆さんが出来る応急処置です。
これを覚えておくと便利です。
安静 (Rest) ・ 冷却 ( Ice ) ・ 圧迫 (Compression) ・ 挙上 (Elevation) が基本となります。4つの言葉を英語にし、頭文字を順に並べて「 RICE 処置 」と呼びます。
安静 (Rest) … ムリに動かさずに、そっとしておきます。
冷却 ( Ice ) … 冷やすことで痛みを軽くし、内出血、炎症を抑えます。
圧迫 (Compression)…弾性包帯、テーピング等を用い、出血と腫れを防ぐためにします。
挙上 (Elevation) … 心臓より高くすることで、内出血を防ぎ、痛みも軽くなります。また、腫れを少なくすることもできます。
※最近は、固定 (Static)までを含み、「RICES」と呼ぶこともありあます。
固定 (Static)… 患部がグラグラしないように硬いものを使って固定する。
ちょっとしたことですが、初期処置 (応急処置) をやっておくと最終的な治りが良かったりします。
注意> 頭、首、胸、腹等のけがによる出血、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、呼吸障害、シビレ、ケイレン、マヒ等により、首、手、足、を自力で動かせない時や、またその恐れのある場合は至急医師の診察を受けてください。
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