RICE ( ライス ) 処置のひとつ、
圧迫 (Compression) を、ご説明します。
ケガ ( 骨折 ・ 脱臼 ・ 捻挫 ・ 挫傷<肉ばなれ等> ) をするとハレます。腫れているのは体の組織が壊れキズができたり、出血したりしているということです。
怪我 が治るとき、この キズ や 出血 がおさまり、線維化 ・ 瘢痕化して、それが応変性(remodeling) してよくなります。 応変性とは キズ や 出血のあとの出っ張りや余分な部分が調度いいように自然と吸収され馴染んでくるということです。
ということは、この キズ や 出血 は出来るだけ小さいほうが治りが早いということになります。
圧迫とは、弾性包帯 や テーピング 、 クッション材 を使って患部を圧迫して、キズ や 出血をできるだけ小さくするのが目的です。
仮に、キズ や 出血 が立方体の形であるとします。
底辺 1 × 高さ 1 × 奥行き 1 = 1 となります。
2倍になると 底辺 2 × 高さ 2 × 奥行き 2 = 8 となり、体積は8倍になります。
つまり、キズや出血が2倍になると、治るのに 8倍 かかるということです。実際はこんなに単純な計算にはなりませんが、治りが想像以上に遅くなるということには変わりありません。 先生によっては冷却よりも圧迫と挙上のほうが重要だという意見があるほどです。
強く圧迫しすぎると血が止まってしまい痛くなることがありますので、上手に痛くない程度に圧迫をしましょう。
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