自転車に野宿の道具をくくりつけてペダルを漕ぎ、
途中で他県の友人の家に寄りながら、
数日をかけて兵庫県に入りました。
横倒しになったはずの高速道路はまさに建て直していて、
「がんばろうや、神戸」 の垂れ幕が
高速道路の太い柱に巻かれ、
ドッカン!ドッカン!工事の音が騒がしく賑やかに鳴り響いていました。
工事中の警備員の”お兄ちゃん”と 「凄いねぇ~」 などと世間話をすると
別れ際に自転車をこぐ私にむかって
警備員 「じゃあ、頑張って!!」
私 「”頑張って” て励ますのは僕のセリフでしょう・笑」 と明るくわかれました。
その騒がしさと元気の良さに
「復興のエネルギーってスゴイもんだなぁ!!」 と感じました。
神戸に到着して地元の友人と合流した私は、自転車を駐輪場に預け、友人の車で神戸を案内して貰いました。
賑やかな所にも行き、知らない子供と仲良くなり、
私 「関西の子供は人見知りしないなぁ。笑」
友 「そうやろ。関西の子供は皆そんな感じやで」 と。
神戸ポートアイランドの液状化して波打った道路では、「ここは別名ドゥング、ドゥング道路っていうんやで。」 と頸がガックンガックンしながら走りました。
美味いチャーシューメンの店に連れてってやると、尋常じゃない量のチャーシューが入ったラーメン屋へ。 「この店は、どんなに先にチャーシューを食べても最後にチャーシューが余るねん笑」 と友人。
面白いことも沢山ありましたが、考える場面もありました。
通りがかりに崩れかけた木造の2階建ての家を見かけました。
傾いた家を 丸太ん棒で外から斜めに支えて つっかい棒にしています。まるで漫画のようです。
友 「なんであんな家を残してるのかと思うやろう。 壊したくても、壊すのにまた金が掛って住人も壊すに壊せないねん。 そんな家が幾つもあるねん」
大きなテニスコートには綺麗な仮設住宅が幾つも建っていました。
「壁が薄くて、隣の部屋の声が丸聞こえで、落ち着かないらしいで。プライバシーの問題になっとる」
力に満ち溢れる光景があるなか、
暗くひっそりと ”じとっ…” とした問題を抱えているのだと思いました。
。
つづき
『③ 神戸市役所にて』 ⇒ こちら
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『阪神・淡路大震災から17年 ①』 ⇒ こちら
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