「ボランティアをしたら、こちらが勇気を貰った」 という言葉。
それは、本当か。 私は疑っていました。
石巻で「泥はこび」のボランティアをするまでは…。
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石巻の被災地に行き、ボランティアに参加させて貰いました。
皆でタンスや戸棚を運び出し、せっせと壊して、中のものを家の人に確認してもらい、「いる物」「いらない物」に分け、いらない物だけを間違いのないように一輪車に積み、廃棄場所へと運びます。
家の中にたまった泥は、皆で役割分担して、スコップで掻きだし、土嚢袋に詰め、家から運び出し、一輪車にのせて運びます。
水を大量に含む泥や荷物は非常に重く、廃棄場所では運んだものが横に広がって道路を塞ぐことがないように積み上げていきます。
いかに崩れないように、効率的にたくさん運べるかを考えます。
泥を運び出したら、室内を洗い流すため、川から水をバケツリレーです。
せっせ、せっせと
マスクをしたまま、汗だくになりながら作業します。
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すると、汗をかきながら一生懸命に作業をしているうちに、瓦礫の中を歩いた時に感じていた「悲しい気持ち」が薄れてきます。
暑い、重い、でも ドンドン片付いていくのが楽しい。
自分の行動が実になっていく 「達成感」 のようなものが、心の中に芽生えていきます。
気がつくと、汗をかきながら笑顔になっている自分に驚きます。
きっとボランティアをすることで、被災の衝撃に打ちひしがれた私の心は、救われたのだと思います。
「ボランティアをしたら、こちらが勇気を貰った」 という言葉は、本当だったのです。
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昼はオニギリを食べながら皆で休憩です。悲惨な状況のはずなのに皆 笑顔です。
ある一人の若い人が笑顔で言いました。
「地元に帰ったら、ボランティアをやって来たって自慢できるけど、仕事には何にも役に立たないな。笑」
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いやいや、苦しみ・悲しみの中、汗水たらして、人のため、自分のために頑張れる あなた。
この経験は絶対に あなた の未来を明るくするにちがいない。
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『ボランティアは楽しい①』 ⇒ こちら 。
『震災ボランティアのススメ』 ⇒ こちら
『被災地でボランティアしてきました』⇒こちら
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