ケガをしたとき、怪我の程度によっては患部の固定が必要です。
けがの部位・部分や程度によって、固定につかう材料は以下のようなものを使います。
①石膏ギプス … 石膏の粉をまぶした包帯で固定します。最近は見かけなくなりました。
②熱可塑性キャスト材 … 板状の樹脂をお湯で軟化させて患部の形に合わせて固定します。軽くて便利です。
③水硬性キャスティングテープ … ガラス繊維ニットとポリウレタン樹脂を合わせたもので、水につけて軟化させ患部の形に合わせて固定します。少し重いですが、頑丈です。
④クランメル金属副子 … 格子状の金属に綿と包帯を巻き板状にした副木(添え木)です。患部の形に曲げて使います。
⑤アルフェンス・シーネ … アルミの板の上にスポンジなどのクッションがついたもの。アルミの板なので患部の形にあわせて曲げることが出来ます。主に指などの怪我に使います。
⑥厚紙 … 厚紙と言う昔から接骨院で使われる専用の紙を使います。ハサミと水で濡らすことで、どんな形にでもなります。安価で便利ですが、濡れるともろいです。
⑦テーピング … 大別するとホワイトテープ(伸縮性なく、固定力の強いもの) と 弾性テープ(キネシオテープなど) に分けられます。目的によって使い分けます。どこにでも使え簡単便利ですが、かぶれなどの問題があります。
⑧コルセット ・ バンド … 腰痛 ( ギックリ腰 など含む ) や 肋骨骨折 ・ 胸部挫傷 、 鎖骨骨折 などに使います。取り外しに便利ですが使える部分が限られます。固定力に限界があります。
⑨サラシ … ギックリ腰 や 肋骨骨折 ・ 胸部挫傷 に使います。安価で固定力がありますが、付け外しに手間と技術が必要です。
⑩包帯 … 綿包帯 と 弾性包帯 があります。綿包帯は便利でなんでも使えますが、技術が必要です。本当に身に着くのに「包帯10年」とも言われます。
などなど です。
これらを単独または複合して使います。
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