昨日(11月10日(火))のニュースで 「 ダルビッシュが右手指を疲労骨折 」 というのがありました。
日本ハムのダルビッシュ有投手(23)が右手人さし指の中節骨を疲労骨折していたとのことです。 9日夕に札幌市内の病院で検査を受け、判明した。2~3週間の患部固定が必要ということでした。 ダルビッシュ投手は10月28日に投球練習を行った後から痛みを感じるようになったといい、周囲には打ち明けず、11月1日の日本シリーズ第2戦に登板。6回2失点で勝ち投手になった、とのことでした。 中節骨 とは指の第1関節と第2関節のあいだの部分です。
ビックリです!!
疲労骨折とは、金属疲労のように骨の一部分に繰り返しの力がかかり、次第に折れてきてしまう骨折です。
通常、疲労骨折は下肢や骨盤、背骨などの体重を支えている骨に多く、体重を支える役割ではない手で起きるのは珍しいです。
また、疲労骨折の発生にはスポーツの種目により特徴があります。 硬い地面や硬い靴を履いて走る選手は足の甲、跳躍競技はスネの中央、疾走競技はスネの下方で疲労骨折します。
野球の場合、「リトルリーガーズ・ショルダー」といって上腕の骨が肩の付け根で疲労骨折することがありますが、名前のとおり骨の完成していない少年に多く大人では聞いたことがありません。 私の経験では中学野球部の投手の鎖骨の疲労骨折がありましたが、これも珍しいです。
どちらにしても今回の疲労骨折は、本来 体重のかからない人さし指を投球時にいかに使っているかを示し、さらに野球特有としても分類されてもいないのに発生したということは、 ダルビッシュ投手 がいかに常人ばなれした投手かを示しているような気がします。
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