去るH30年2月11日、千葉県柔道整復師会 主催、千葉県民公開講演会がありました。
テーマは
『ケトン体を知って健康に生きる』
講師は、糖質制限、ケトン体で有名な
宗田 哲男 先生です。
。
宗田先生は ご実家が和菓子屋さんで、
「糖質制限」とは真逆の様な環境でお生まれのお医者んさんですが、
ご自身がⅡ型 糖尿病になり、
ご自身で色々と調べ、自分の体を使って実験(血液検査など)をして、
「人間は肉食が基本である。糖質は制限すべきである」
「現代人はお肉と油・脂が足らなすぎる」という結論に至ったそうです。
興味深かったのは、お米を食べた後は血糖値が上がるが(当然)、
お肉を食べると血糖値がほとんど上がらない、ということ。
ちょっと驚きました。
脳へのエネルギーといえば糖質が有名ですが、
糖質を制限し、タンパク質を主食とすることで
ケトン体質にすると
ケトン体が脳への栄養となるし、
全身に対しては
細胞内のミトコンドリアが元気になって
有酸素系の効率的なエネルギー生産であるTCAサイクルが
活発に使えるということでした。
宗田先生の食生活は、
朝はMCTオイル(中鎖脂肪酸)を入れたコーヒー「バターコーヒー」、
ゆで卵、
夜は赤身のお肉400g、だそうです。
特にお肉は
鳥のささ身などではなく、
鉄分やビタミンを豊富に含んだ赤身のお肉が良いのだと。
とにかく
「お肉をタップリ食べてください。ささ身ではなく、鉄分やビタミンの豊富な赤身です」
と何度も言ってたのが印象的でした。
お肉が苦手な人は
魚でOKだそうです。
また、
脳や神経の材料である脂肪も摂りましょう。
MCTオイル(中鎖脂肪酸)が大切です。
との事でした。
宗田先生は全然お米を食べてないようですが、
宗田先生のクリニック(宗田マタニティクリニック)では、
入院される患者さんにお肉などタンパク質多めですが
少しですがちゃんとお米が出るそうです。
けっして過剰に「糖質制限」を押し付けているわけではないところが
さらに興味深かったです。
1型糖尿病(小児、先天的な糖尿病)や、てんかん、
妊娠糖尿病・糖尿病妊娠にも
有効だそうです。
ただ、さすがにこの辺になってくると専門的になってくるので、
自己判断ではなく
宗田先生に相談しながらやる方がイイとは思います
。
私も一昨年から去年にかけて
食事の内容や運動で
1年で10㎏のダイエットに成功しました。
宗田先生ほど「糖質0にすべき」とは言いませんが、
やっぱり現代人は活動量に比べて糖質が多すぎると思うので
「糖質を減らす」というのは賛成です。
(アスリートは糖質は不可欠とは思いますが)
宗田先生も
「せめて炭水化物4:脂質3:タンパク質3から」と言っています。
気をつけないといけないのが、
糖質を制限したら食事の量全体が減ってしまう人。
糖質制限したら元気もなくなった、とならないように、
あくまでも、糖質を減らして タンパク質と脂質を増やして、
全体量は減らさないというのが基本だと思います。
。
質疑応答ではたくさんの質問がされてました。
・糖質制限を実践してるが上手くいかない。
・家族がパニック障害に罹患してるのだが糖質制限は有効か?
などなど。
色んな質問がでて、
皆さんの熱心さと、色々な健康の不安を抱えてるんだなぁ、と感じました。
講演会終了後も
個別で質問される方 や サインを求める方で
自然と行列ができて、
宗田先生の人気の高さを感じました。
。
ちなみこの日、主催する側である
千葉県柔道整復師会の学術部の
私のお仕事は、
・開演前に来場者さん誘導のための看板係。
・講演中の会場の照明係 でした。
(;^ω^)
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宗田先生のFacebook⇒ こちら 。
宗田マタニティクリニック⇒ こちら 。
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2018.3.31
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