以下は、2012年3月9日に書くのを諦めた私のブログです。
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『 私が、昨年 5月に石巻を訪問させて頂いた時、
石巻・日和山では、福島県の自衛隊が
被災者向けの浴場(お風呂ね♫)を設置していました。
私 「お疲れ様です。スゴイですね、これ。(省略)。どちらの自衛隊なんですか?」
自 「はい、福島県です。」
私 「えっ……じゃあ、大変じゃないですか。原発の問題もあるし…」
自 「はい。こちらの任務が終了したら、我々もそちらに行くと思います。」
その後、8月31日に 「大規模震災災害派遣」が終了となり、
陸上自衛隊 約200人が、
福島県内の入浴支援や原発付近の除染支援などをすることとなります。
そして12月に入り、
福島第一原発事故における応急対策活動が概ね終了、
原子力災害対策本部が定めた工程表の「ステップ2」が完了したことを踏まえ、
自衛隊災害派遣の撤収要請を受け、
昨年12月26日をもって、原子力災害派遣を終結し、
自衛隊の東日本大震災にかかるすべての災害派遣は終了しました。
その後も和歌山を襲った台風のときにも、
先日の東北の大雪でたくさんの車が道路で雪に埋もれ遭難しかけた時も、
自衛隊は出動して頑張ってくれました。
日本の自衛隊は戦争の道具ではなく、
サンダーバード(昔のTV人形劇w、秘密組織?国際救助隊)のようになって欲しいなぁ、
と思います。』
(以上、2012年3月9日に書くことを諦めてUPしなかった文)
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2011年の春に初めて東北にボランティアに行き、その後も何度か訪問する中で当時このブログを書いていました。なかなか書きあがらず、せめて2012年の3月11日までにと思いましたが、気持ちを伝えるのに手間取り一時は膨大な長さの文章になり、消しては書き、消しては書き、感情に流された独りよがりな文章に「これはダメだ」と何度も書き直し、視たことと感じたことを結局まとめきれず書くことを諦めUPせずに放置していたブログです。
今回、東日本大震災から5年がたち、読み直してみて改めてUPしようと思いました。
久しぶりに見ると とても短い文。でも、これでいいような気がします。
短い文でお気づき頂けないかもしれませんが、たくさんの感情がつまっております。
あの頃は公表する気になれなかった写真も出そうと少しは思えるようになりました。
あの時、被災した東北を訪れあまりの惨状に声高にこのことを言ってまわるのもどうかと思いました。
しかし被災したとある漁港で、自ら海に沈んだ瓦礫(大きなものは自衛隊が引き揚げた後の小さな瓦礫。といっても丸太ぐらいはある)を幾つも引き揚げていた漁師さん達と話をした時に「ここで見たことを皆に話してください。復興には全国の皆さんの力が必要ですから」と言われました。
また、訪問した東北在住の友人に「よく来てくれたね。この状況は今しか見れないから」とも言われました。
その時に「これは黙ってちゃダメだ!大きな声で皆に話さなくちゃ。大きな声で助け(ボランティア・募金等)を呼ばなきゃ」と強く思いました。
それでも、当事者ではない私の中でも震災は大きな「重し」になっていたようで、口頭では話せても文章にしてブログには出来ませんでした。………
5年経ち、あの体験が少しは私の中で消化できたのかもしれません。
それでも「今」に慣れることなく、また次の一歩として東北の役に立ちたいと思います。
2016.3.11
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