さて、さかのぼりブログですw。(^▽^;)
先日(2015.10/18)、
千葉県柔道整復師会で、学術講演会 と 学術研究発表会 がありました。
私も、研究論文・発表 をさせていただきました。
当日の内容
◎【学術講演】
『トップアスリートに学ぶスポーツ健康法』
湯浅 景元 先生 (中京大学 教授)
。
◎【学術研究発表】
(1)『回転転位を伴う第5指脱臼骨折の整復の一例』
伊藤 康裕 (松戸支部)←わたしw
(2)『投球フォーム改善による内側上顆痛の検討』
棚橋 武司 先生 (船橋鎌ヶ谷支部)
(3)『トレーナー業務から見たテニスのフォームにおける左腕による壁(右利き)の理論と解明』
松岡 聖明 先生・上林 泉 先生 (千葉東支部)
(4)『インフォームド・コンセントを活用した骨折・脱臼の症例』
元吉 正幸 先生 (南総支部)
。【学術講演】
『トップアスリートに学ぶスポーツ健康法』
スポーツ科学等でTVなどにもよく出演される 中京大学の 湯浅 景元 先生です。
すごく楽しく勉強になる講演で、お人柄も良く、最後に直接お話させていただきましたが、
一気にファンになってしまいました。ww
「そうなのかぁ、知らなかったなぁ」
「あぁ、やっぱりそうなんだなぁ」
「あっ、この足の趾の動きは バレエ の動きと関連できるかも」
「むむっ、これは 野球肘・野球肩 の予防に使えそうだな」
「特にこれは、子供の野球肘・野球肩 の原因はココかもしれない」
「この体操はあの患者さんに使えそうだぞ」
「部活やってる子たちには、この話は重要だ」
「あの患者さんの膝の痛みの原因はこれかもしれない」 などなど…。
この2時間弱で一気に自分が進化した気がしますw。
。【学術研究発表】
『(1)回転転位を伴う第5指脱臼骨折の整復の一例』
わたしが発表しましたww。( ̄▽ ̄)テヘヘ
指を突き指で脱臼するとき、骨折を合併することがあるのですが、多くの場合、脱臼を整復すると骨折も元の位置に戻ります。 しかし時々、割れた骨がクルンと回転して元の位置に戻らないことがあります。そうすると、手術になることが多いです。過去に自分のアイデアで手術せずに回転転位を無血整復できたことがあります。そのメカニズムを自分なりに考察し発表しました。
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『(2)投球フォーム改善による内側上顆痛の検討』
船橋鎌ヶ谷支部の棚橋先生です。
野球肘の患者さんに対して投球フォームを修正したら改善がみられた、という発表。
私も日頃、野球肘の患者さんにフォームを見せて頂くと、確かに「その腕の位置のときに、肘が外反に引っ張られて内側靭帯がヤバイことになってるなぁ(;・∀・)」と思うことがよくあります。フォーム修正のお話をしますが、特に小中学生の場合、筋力が足らないこともあり中々難しく感じています。
今回、棚橋先生は足の動き・運びが腕の振りに影響を与えるとして発表されました。
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『(3)トレーナー業務から見たテニスのフォームにおける左腕による壁(右利き)の理論と解明』
千葉東支部の松岡先生と上林先生の発表です。
テニスで右手でラケットを振る時に、左腕でいわゆる「壁をつくる」ことがフォームを安定させるという事を、バネばかりを使い左腕の位置によって右腕の力に違いがあることを、実験と統計によって発表されました。
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『(4)インフォームド・コンセントを活用した骨折・脱臼の症例』
南総支部の元吉先生です。
実際に接骨院に来院された、スワンネック変形を伴う小指の脱臼骨折と、高齢者の手関節のスミス骨折の施術の経験を題材に、ご自身の接骨院で整復し、病院へのレントゲンの依頼など連携し、患者さんにどのようなインフォームドコンセントと施術をしたか、具体的な説明での発表でした。
具体的にどのように患者さんに説明し、病院と連携し、治療しているか、大変参考になり勉強になりました。
。
どの発表も参考・勉強になり、日々の施術に活かしたいと思いました。
(#^^#)
2015.11.13
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