一昨日(10/20)は、千葉県接骨師会の
学術講演会・学術研究発表会(平成25年度) がありました。
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第1部・ 学術講演会
『スパイラル・テーピングによる応急処置』
講師・田中 信孝 先生 (田中整骨院々長・スパイラルテーピング協会会長)
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第2部・ 学術研究発表
(1) 鎖骨骨折の3症例
田中 聡 先生 (千葉西支部)
(2) 嚥下による咽頭筋群の下垂を利用した顎関節前方脱臼の整復法
吉岡 悟 先生 (柏安孫子支部)
(3) 肩こり・腰痛を防ぐ自動車運転姿勢
飯嶋 嘉孝 先生 (北総支部)
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研究発表で (2)の顎関節脱臼(いわゆる「アゴがはずれた」というやつ) の発表をされた 吉岡先生は知り合いなので、「おっ、いよいよ出てきましたね!」って感じです。
私も過去に発表を何度か経験しているので分かりますが、日ごろの業務の合間に 研究発表論文 を書くというのは なかなか大変なのです。 独りよがりな論にはならないように、”裏付け”となる成書や論文をみつけて目を通しておく必要もあります。 また、内容が長すぎず・分かりやすいように文章や写真を構成しないといけないので、そういうことも意外に手間と時間が掛かります。
当院でも先日、顎の脱臼(アゴがはずれた)の患者さんがいらっしゃいました。
夜遅く、「さて帰ろうかな…」と思っていたところに ご家族と一緒に緊急でいらっしゃり
(何しろ、アゴが外れて 口が開きっ放しになっているので 自分で喋れませんから…悲)、
「どこもやってなくて…。通りがかったら電気が点いていたんで来たんです」 とのこと。
その場で、外れたアゴを 徒手整復(無血整復)にて(手で)ガコッとはめて無事に治りました。
「良かった~。ず~っと このままかと思ったぁ。苦笑(T∀T)」 と喜んで帰って頂けました。
そんなこともあったので、吉岡先生の顎関節脱臼の発表は私にとってタイムリーなものでした。
そして、いつものように他の先生と 「顎の脱臼どうしてます?(楽♪」 と臨床談義を楽しめました。
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田中先生の鎖骨骨折3症例は、最近は骨折の患者さんが減ってきている接骨院業界に一石を投じる内容でした。
飯嶋先生の「肩こり・腰痛を防ぐ自動車運転姿勢」は、ご自身が長年、車の運転で肩や腰を悪くしたため、自分の体を使ってより良い運転姿勢を探っていったお話でした。患者さんへのアドバイスに役立つと思います。
田中(信)先生のスパイラル・テーピングは、以前から知ってはいましたが、これまでちゃんとお話を聴く機会がなかったので、良い機会でした。 現在、私も自分の体で試しています。笑
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今回の経験が患者さんへの施術に活かせるといいなぁ、と思います。
(*^▽^*)
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