先日(平成25年3月10日)、
第35回 関東学術大会 に出席してきました。
関東6県の接骨師会、合同による学会です。
内容は、
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【特別講演】 「膝と腰の痛み -その病態と治療-」
講師・木村 雅史 先生 (医療法人社団善衆会 善衆会病院理事長・院長)
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【講習(介護保険)】
「柔道整復師と介護保険」
講師・春原 博 先生、細野 昇 先生
(公益社団法人 日本柔道整復師会 保険部介護対策課)
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【研究発表】
1)「上腕骨骨幹部骨折の1症例」
小谷 清 先生 (千葉県)
2)「超音波画像観察装置を使った治療観察について」
手塚 善雄 先生 (山梨県)
3)「舟状骨骨折と第5中足骨骨幹部螺旋骨折の固定法の一考察」
村山 正 先生 (神奈川県)
4)「膝蓋骨横骨折の固定姿位角度の一症例」
小藤 安紀 先生 (栃木県)
5)「プライマリケアと超音波観察」
種村 高之 先生 (茨城県)
6)「超音波画像観察装置による腓腹筋内側頭肉離れの経過観察」
柳沼 雄一 先生 (埼玉県)
7)「第5中足骨基部骨折テーピング固定法」
家中 周作 先生 (群馬県)
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Dr.木村 先生の
「膝と腰の痛み -その病態と治療-」 のお話、面白かったです。
やはり知ってる話、知らないお話ありますが、特に感じたのは、医療は日進月歩しているということ。
例えば、半月板損傷の場合。
以前は、血管が分布する外側縁での損傷は、切れた部分の癒合が期待できるが、
血管のない内側では 切れた部分が癒合することはない。
と言われてきました。
最近の研究では、
血流のない内側でも縫合するなどして寄せておくと時間はかかるが癒合するらしい、とのことでした。
常に「学ぶ場」には足を運ぶべきだな、と思いました。
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講習・介護保険。
色々な必要なもの、手順、現状 を聴いて、
正直、片手間で出来る仕事ではないな、と感じました。
また、現代の日本の問題点も感じ、発想を変える必要性を強く感じました。
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研究発表では、
7演題のうち 4つの演題が、骨折や肉離れに対して 超音波画像装置(エコー)をつかったものでした。
接骨院・整骨院ではレントゲンが使えない分、エコーを有効活用しているということです。
当院でも、エコーを活用しており、
骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れ、挫傷にたいして、大変に重宝しています。
皆さん、とても上手に使っていて、たいへん参考になりました。
また、千葉県代表の小谷 清 先生の「上腕骨骨幹部骨折の1症例」についてはとても感銘を受けました。
上腕骨骨幹部骨折の治療にあたり、
再転位に対する微調整・修正・整復を加えながら、試行錯誤の末に綺麗に治癒までもっていく施術は、
とても丁寧で、よく考えられていて、とても気持ちのいいものでした。
「自分も整形外科・勤務時代は、難しい症例の骨折に対してあんな感じで悩みながら治療して、患者さんが治ることの一つ一つが自分を育ててくれたな」
と思い出しました。
ぜひ見習いたいと感じました。
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ちなみに…、
こういう学会の場では、接骨師会の活動や医療機器や開催地の物産等の展示会もやってます。
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震災時の被災地での活動。
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モンゴル国での活動。
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超音波浴・オンパーさんです。
若井社長は勉強熱心で、今も岐阜大学・大学院で研究してます。
写真多いので、詳しくは別記事で。笑
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群馬・富岡名物、
マッスルしいたけ!!
しいたけ炊き込みごはん。
マッスルサトーさん。(笑)
ちょー美味しかったです。
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会場の群馬音楽センター。 車いす用の席もあります。
高崎城の址にあるのです。
長くなりましたが、とても楽しかったです。
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