今から十数年前の夏、自転車をこいで、広島まで行きました。
尋常じゃない暑さのなか、油断して日焼け止めも塗らずに走った私の腕は真っ赤に腫れあがり、日焼けと言うより”やけど”という感じになりました。
自転車をこぎ続けて終戦の日に広島に到着しました。
眩しすぎる太陽ごしに原爆ドームを見上げたとき、涙がでてきました。
原爆投下のあのとき、大勢の人が、たとえ子供でも、相手を選ばず、原爆に焼かれたのだと、
日に焼けて真っ赤に腫れあがった自分の腕の痛みを感じつつ、こんなもんじゃないんだろうと…
あの日…さぞつらかっただろう…、と想像すると涙がでてくるのです。
広島平和記念資料館にいくと、原爆の恐ろしさがよく分かります。
しかし一方でこの凄惨な資料をみて「素晴らしい破壊力だ。我が国にも。」と思う人がいるのかも、と思うとゾッとします。
ある原爆資料の前に若者2人組がいました。
茶髪に、ジーパン腰ばき、頭がツンツン(服装で人を決めてはいけないw)、
一人はしゃがみこんで何やらモソモソしてます。
「何かイタズラしてるのか?」と思い、
後ろから踏んづけて…いや注意しようかと近づくと、
「俺、もうダメだ…。見てられない(TДT)」 としゃがみこんで号泣していました。
原爆の資料は、その恐ろしさを相手を選ばず、今も教えてくれるのです。
一度、周りを気にせず、ゆっくりと見られることを お勧めします。
あの寒気は、クーラーによるものだけではないはず…。
2012.8.6
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