クラッシュシンドロームは、
日本では、阪神・淡路大震災で注目されるようになりました。
昔からある疾患ですが、それまであまり重要視されていませんでした。震災で大勢のかたが ”クラッシュシンドローム” を発症したり、亡くなったため、それ以降、重要視されるようになりました。
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原因 ⇒ こちら
治療 ⇒ こちら
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倒壊した瓦礫に太ももを押しつぶされるなど、太ももの筋肉をひどく破壊されたときに発症します。
最初は意識がハッキリしていたのに急に容体悪化・意識喪失し、時には死にいたることがあります。
震災のときなどの非常時には、トリアージ(治療順位の選別)を行います。
トリアージとは、重症で早急な治療を必要とする人を最優先し、中度・軽度・治療効果が期待できない人 と、順次治療の優先順位をつけることです。
阪神の震災のとき、瓦礫に太ももを挟まれて救出された人の中には、トリアージの際に
意識が十分にハッキリしていたため軽傷と判断し治療順位があとになったり、
被災者本人が「自分は大丈夫だから、他の人を先に!!」と治療順位を譲ったり したあと、
2~3時間後に急に容体悪化・意識喪失・亡くなるなどの人がいました。
これが ”クラッシュシンドローム” です。
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それ以降、受傷原因から ”クラッシュシンドローム” の発症が予見される場合は、十分に注意されるようになりました。
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ニュージーランドの震災 ⇒ こちら
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