6)皮下気腫
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皮下気腫とは、皮下組織内に空気が入った状態です。
肋骨骨折 や 胸部打撲 、 胸部挫傷 などのように、胸部への強い打撃・圧迫などが原因で、
皮膚の損傷による外部からの空気の侵入 や 壁側胸膜を損傷したことにより胸腔内の空気が洩れるなどによって発生します。
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皮下気腫自体が痛むことはありませんが、皮膚が少しふくらんだ感じがあり、
患部を押すと、握雪音(雪を手で強く握った時のような 「ギシギシ」 という音) や 捻髪音(髪の毛を指先でよじった時のような 「ジリジリ」 という音)を感じます。
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軽度の皮下気腫は自然と吸収されるため、とくに治療の必要はありません。
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まれに、どんどん膨らんでくるような進行性で高度な皮下気腫は、頚部を圧迫し循環障害を起こしたり、胸郭の拡張障害による呼吸困難などを起こすこともあります。
その場合は、医療機関にて頚部や胸部の皮膚を切開して、皮下にたまった空気を外へと排出することがあります。
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『 肋骨骨折 』 ⇒ こちら
『肋骨骨折 、 合併症』 ⇒ こちら
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