5)腎損傷
。
第11・12肋骨部(浮遊肋骨・下位肋骨)を後方から強打し、腰痛、特に血尿などがある場合は、
腎臓の損傷などを疑わなければいけません。
。
ほとんどの腎損傷には血尿が見られます。
血尿には、肉眼で見えるものと 顕微鏡でしか見えないものがあります。 共に腎損傷を疑います。 打撃が原因の場合、多くが軽傷で、顕微鏡で見える程度の血尿しか起こらないこともあります。 腎損傷が重傷で出血量が多いと低血圧や貧血が起こります。
。
腎損傷が軽度であればアザが出来る程度の挫傷で済みます。 重症の場合、腎臓が裂けると尿が周辺の組織に漏れ出します。 腎臓に繋がる血管が断裂すると大出血を起こし、ショック状態に陥ったり、死亡したりします。
腎不全を起こすと、人工透析などの一生にわたる治療が必要となります。
。
治療>
腎損傷は、迅速に診断し治療すれば大半が回復します。
止血、点滴(血圧と尿の調整)、水分調整、ベッドで安静で、多くは自然に回復します。
重症の場合は手術になります。
検査にはCT検査などを行います。
。
血尿が出たら、病院に行きましょう。
。
腰・肩・首の痛みを解消したい方へ
平日20時まで受付 強もみ・骨盤矯正が評判 常盤平駅より徒歩5分 巻き爪補正も評判 駐車場あり