宇宙飛行士と 骨粗しょう症。その3 - 松戸市 常盤平の整骨院

ペンギン整骨院

日記・ブログ, 院長日記

宇宙飛行士と 骨粗しょう症。その3

宇宙開発と骨粗しょう症のついて注目すべき出来事は、

昨年、ISSに長期滞在した若田光一・宇宙飛行士です。

以下は若田さんのISS滞在中のブログです。

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若田光一 宇宙ブログ

<国際宇宙ステーションに長期滞在している若田光一が日常を語る>

  

表題・『無重力での骨の密度低下を防ぐための研究 』

2009年7月1日
  
宇宙の生活も107日を越えました。
  
微小重力の環境下では、地上にいるときのように1G の重力の下で体を支えるための負荷が骨に掛かりません。
  
そのため健康体であっても、高齢者の骨粗鬆症患者の約10倍の速さで骨のカルシウム成分が骨から血中や尿の中に溶け出します。
  
これまでの長期滞在をした宇宙飛行士研究のデータによれば、大腿骨や腰椎の骨密度は1か月で平均して約1.0~1.5%のペースで減少することが指摘されています。
  
また、カルシウム成分は尿路結石の原因にもなります。
  
軌道上で私たちは、トレッドミルや自転車漕ぎ装置、筋力訓練装置で毎日約2時間の運動を行っていますが、軌道上での運動だけでは骨密度の低下は防げません。
  
地上での骨粗鬆症に対する治療薬として使われているビスフォスフォネートと呼ばれる薬がありますが、私は今回のISS長期滞在で、ビスフォスフォネート剤を宇宙で定期的に服用して、飛行前後での骨密度の変化を調査し、宇宙での骨密度低下を予防するための日米共同の研究に被験者として参加しています。
  
ISSでの宇宙長期滞在や今後の火星有人飛行などに向けても、骨密度低下の予防や対策の研究はとても重要ですが、骨密度低下の抑制は、地上で骨粗鬆症に苦しむ多くの方々にとっても重要な研究テーマだと思います。
  
(ニューカレドニア上空にて)
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ISS(国際宇宙ステーション)に4カ月半滞在した飛行士の若田光一さん(46)は
宇宙での長期滞在で、骨粗鬆症がどれだけ抑えられるかが注目されていました。
若田さんは、運動と骨粗鬆の薬を併用する初めての試みによって、骨密度はむしろ増えていたとのことでした。
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若田さんは宇宙滞在中、
NASAが作った新型のトレーニング装置で
1日2時間運動していたほか、
骨粗鬆症の薬を飲んでいた。
ISSに滞在する飛行士として若田さんが初めての被験者となったそうです。
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宇宙航空研究開発機構の大島博医師によると、
「宇宙に4カ月半滞在した場合、これまでの宇宙飛行士のデータなどから、通常、骨の強度は10%、密度は7%ほど減ることがわかっている。しかし、宇宙機構とNASAがCTスキャンなどで若田さんの体を調べたところ、強度はほとんど変わらず、密度は逆に増えていた。」とのことでした。
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若田さんが骨粗しょう症予防のために行っていたのは、
①薬と運動の併用
②NASA開発の新型のトレーニング装置
③1日2時間の運動
④骨粗しょう症の薬を飲んでいた
ということです。
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若田さんの骨密度が増え、強度に変化が出なかったことは世界中が驚いた出来事です。
考えられる理由に
①若田さんの体質
②薬と運動の併用が良かった
③新型のトレーニング装置が良かった。
④薬(ビスフォスフォネート剤)の成果
などがあげられますが、未だ不明です。
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今後も研究が進むと、
骨粗しょう症の治療法が飛躍的に伸びるかもしれません。
宇宙開発は単なるロマンだけではなく、私たちの日常や難病の解決へとつながってるんですね。
現在、宇宙に滞在する野口さんや山崎さんの活躍にも期待です。
おまけ⇒こちらへ

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